お菓子日記

mona monaをはじめて9ヵ月。ブランド制作側の思いを書きました!

こんばんは!!
久しぶりのブログを書きます!

9月の展示からずっとバタバタしていて、書けませんでした。
怒涛の数ヶ月だったなぁと思います。

昨日と今日、ルミネ荻窪さんで開催されたクリスマスマーケットに出店しました!

3月に初めてマルシェに参加してから、9ヶ月ほど経ちました。
今回、自分でもビックリな程成長したなぁと思ってとても嬉しくなり記録せねば!と思いブログを書きます。

私と姉が3月にmona monaというブランドを立ち上げましたが、こんなにたくさんの方に手に取っていただけることは想像できませんでした。

とにかく『かわいくておいしいお菓子で笑顔になってほしい!』という気持ちが強く、不安もありましたが、きっとできると信じて挑戦しました。

私はもともと、お姉ちゃんの絵をお菓子にしたい!とずっと前から思っていたので、mona monaのお仕事は本当に本当に楽しくて幸せなんです。

シスコンと言われても仕方ないのですが、私はお姉ちゃんが大好きなのでお姉ちゃんと一緒にあれこれ考えてお仕事できるのも本当に楽しいです!

mona monaでマルシェ出店することで、不特定多数の方にお姉ちゃんの絵を知っていただけるのもとっても嬉しくて、皆さんそろって『色合いがやさしくて素敵!』とおっしゃいます。

私も本当にそう思いますし、お姉ちゃんの絵をみるとやさしい気持ちになります。
本人もとてもやさしい人なので、そういうのって伝わるんだなぁと思います。

姉というのはありますが、一人の作家さんとして私はとっても素敵だなと思っています。
アイシングクッキーとしてデザインを提供していただく以上、その世界観を壊さず、作家さんの納得いくクオリティーでクッキーを作らねばならないと結構プレッシャーもありました。

しかし、姉の絵の世界観が大好きなこともあり、作っていてとても楽しく、『もっとこうしたらかわいいな!』『ここはこんなデコレーション使えるな!』と などとデザイン画をみてあれこれ考えるのもいつもワクワクです。

きっとこのワクワクが大切で、私自身がハッピーでお菓子を作っていることがクオリティーに繋がるのかな?と思います。

私はとても情熱を持ってmona monaの活動をしていて、こんなに素敵なことがお仕事になるという現実が本当に本当に幸せです。

言い過ぎだよ!!と思うかもしれませんが、私は前職で心の芯をボキッと折っているので今の現状が本当に奇跡のようなのです。

毎日毎日泣いてたあの日々が嘘のようです。(この文、歌詞とかにありそう笑)
未来というものは、自分の全く想像のつかない世界だと思います。
辛い日々もありましたが、今はその日々も必要なことだったと、ちゃんと受け止めて前に進めています。

自尊心というものが皆無になり、何をするにも自信がなく、人と話すことも恐怖で外に出たくないという私はもういません。
こんなにも今一生懸命やれているのは、私のお菓子に対する『大好き』という気持ちです。

どん底のときも、私を助けてくれたのはお菓子でした。
もうお菓子作りなんて私にできないと思ったときもありましたが、やっぱりお菓子が大好きで離れることはできませんでした。

人には、自分の持っている力を最大限発揮できる環境がきっとあって、私の場合はおそらく自分で決めて自分でやっていくというのが向いていたようです。

昔からあれしたい、これしたいがいつも頭の中にあって、それを考えてるときか何よりも楽しかったです。
本当に楽しいんですよねぇ。

そして、考えているだけだった私が、一歩『やってみる』に踏み出したらとっても素敵なことにどんどん繋がっていきました。
その中のひとつであるmona monaの活動があり、9月の展示やマルシェ出店にも繋がったのです。

mona monaは私ひとりでは成り立たない、お姉ちゃんと2人だからできることです。
絵を描くということは、きっととても大変なことだろうと思います。
そんな大変なことを、嫌な顔せず一緒にやることに賛成してくれたお姉ちゃんは本当にやさしいと思うし、すごいなぁと思います。

だからこそ、私も頑張らないと!良いもの作らないと!価値のあるものを作ろう!と思うのです。
そこは、妹だからではなく、きちんとお仕事のパートナーとして応えたいし、ここまでやってくれるなら、ちゃんとお返しができるように活動していきたいです。

『価値のあるもの』というものとは、いったいどんなものか、私は常々考えているのですが、mona monaが重きを置いていることは、Sucreの活動目標である『かわいくておいしいお菓子で笑顔に!』ということです。

お菓子という『もの』を通して、お客様に『笑顔』になっていただくということが何より大切です。
そのために、味にこだわりデザインを決め、ラッピングやディスプレイもあれこれ気を巡らせて考えます。

お客様の笑顔を想像するだけで、本当に考えることが楽しいんです。
こうしたらきっと喜んでいただけるなとか、もっとこうしよう!とかそういう気持ちがmona monaには詰まっています。

mona monaは美術作家の吉田ももこさんのやさしくきれいな世界観を前面にだし、お客様が楽しんでお買い物ができ、プレゼントする人・もらう人、自分の時間を楽しむ人みんながワクワク笑顔でいられる商品・空間をご提供することが価値だと思っております。

ただおいしい、ただかわいいだけではなくもっとその先にある幸せを考えることが良いお仕事だと思うのです。
ひとりよがりにならず、常に手に取る方の気持ちに寄り添うことがものつくりの大切な部分だと私は思います。

今回のクリスマスマーケットでは、予想以上にお客様から反響をいただきました。
お金のお話はあまりしない方がいいのは承知ですが隠さずお話しますと、売り上げも目標を達成することもできました。

私はお金というものは、万人共通の価値のものさしと思っております。
お金を出して買ってくださる、ということは本当に本当にありがたいことだと思っています。

決してアイシングクッキーの値段は安いもではありません。
重々承知ですが、それでもやっぱりかわいくておいしいお菓子をお届けしたい!と思うと、その金額に見合った、いや、それ以上の価値を持つ商品をつくることが必須です。

そのために一生懸命考えて、とにかくお客様に楽しんで欲しい、笑顔になっていただきたい!と思って頑張っていたので、それが伝わったのかなと思うと本当にうれしいです。

足を運んでくださった皆様に本当に感謝しています。
また、SNSで見守ってくださる方々にも本当に感謝しています。
私の周りのみなさんに支えられて励ましてもらい、いつも元気をもらっております。

そして、私のあれこれ考えるワガママにずっと付き合い、素晴らしい作品とお仕事をしてくださるお姉ちゃんにも本当に感謝しています。
私の無理なお願いもきいてくれて本当に大変な思いをさせてしまって申し訳ないと思いながらも、絶対素敵なものができるという信頼があるからどうしてもやってもらいたくてお願いしてしまいます。

私がこうやって思いを全面に書いていますが、本当にお姉ちゃんがいなければmona monaはないし、2人で協力してつくっているスイーツブランドです。
ももことななこでもなもなです!笑

これからも2人で、たくさんの方々に笑顔をお届けできるよう努めます!!
販売の場も広げていけるように頑張ってみます!

今回も大変長い文章を読んでいただきありがとうございました。
こういう気持ちが溢れて仕方ないときは、ブログを書きたい!!とバーーーっとつい書いてしまうんですよね笑

私はものつくりは作って販売してお客様の手に届けるまでが仕事だと思っています。
いくら良いものを作っても、人に届かなければその価値を生かしきれません。

お姉ちゃんにここまで協力してもらっている以上、全力で製造・販売・販促せねばとやっていたので、本当にクリスマスマーケットが大成功して良かったです。

あぁ〜、なんて私は幸せなんでしょうか。
お客様もみんな笑顔で楽しそうで、私たちも思わず笑顔になって。
本当にワクワクでいっぱいのお店になっていました。
お客様に幸せをもらってばかりなので、たくさんお返しができるようにこれからも切磋琢磨していきます!!

本当に本当にありがとうございました!
私は生きてて良かったです!
これからも見守っていただけたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

あわせて読みたい
スイーツブランド『mona mona』のお話。 こんにちは! 3月より、Sucre からスイーツブランド『mona mona』を立ち上げることになりました! やっと発表...