どんなスケッチか見せてもらってもいいかな?
それじゃあ、さっそく型を作ってみよう。
- 作りたいイメージをスケッチする
- 今回使用するソフト一覧
- アウトラインデータを作成する(Illustratorを使用)
- 3Dデータを作成する(3Dソフトを使用)
- 出力する
- 実際にクッキーを焼いてデコレーションする
1.作りたいイメージをスケッチする
Selva3Dという無料のアプリケーションや、Ninjabot Cookieを組み合わせると、ソフトを使うのが苦手な方も自動で、3Dデータを作成することができます。
2.今回使用するソフト一覧
使用ソフト | 作業内容 |
Adobe Illustrator | スケッチをパスデータ化する。 |
Autodesk Fusion 360 | パスデータを立ち上げ、3Dデータ化する。 |
XYZware Pro | 3Dデータをスライスデータに変換し、3Dプリンターで出力する。 |
Adobe Illustrator
印刷、Web、モバイル、ビデオなどの幅広い用途で活用できる、デザイン業界標準の強力なグラフィックアプリケーション。
Autodesk Fusion 360
3Dモデリング、レンダリングが可能な3DCADソフト。誰でも1か月は無料で体験でき、「趣味での個人利用」と、「年間の売上が100,000ドル以下のスタートアップ」の場合はその後も無料で利用できます。
XYZware Pro
3Dのオブジェクトをカスタマイズ、造型するために XYZプリンティング社が開発した専用のアプリケーション。
3.アウトラインデータを作成する(Illustrator使用)
イラストレーターのパス機能を使い、型にしたい部分のアウトラインを作成します。
・アウトラインは、なるべく少ないパスで構成すること
あまり多くのパスを作成してしまうと、3Dデータ化する際に、フリーズしてしまいますので、気をつけてください。
4.3Dデータを作成する(Fusin360使用)
取り込んだデータを立ち上げ、3Dデータ化します。
データが完成したら、XYZwareに読み込むデータ形式(.STL)で保存します。
5.出力する(XYZware)
取り込んだデータを回転させ、出っ張りがある方を下部にします。
・フィラメントは下層部から積層されるので、出っ張りを上部にしてしまうとうまく出力されません。

6.実際にクッキーを焼いてデコレーションする

作成した型を使って、クッキーを焼いて、アイシングをしてあげると。。
オリジナルクッキーのできあがり。
型の出力以外にもたくさん使えるから、いろいろ試してみてね。
ありがとうございました
これから、たくさんオリジナルのクッキーを作っていこう。